90年代、中学生の自分を支えた「月への憧れ」
1996年8月7日、この曲がリリースされた時、自分はちょうど14歳になる年でした。当時の自分にとって、音楽は今のように一人で楽しむものではなく、友人たちとコンポを囲んで分かち合う「コミュニケーションツール」だったんです。
TKサウンド全盛期の中でリリースされたこの『MOONLIGHT SHADOW-月に吠えろ』は、中森明菜さんの圧倒的な声のパワーと小室哲哉さんのプロデュースが見事に融合した名曲です。歌詞の「強がりは弱さの裏返し」というフレーズは、大人びたいけれど繊細だった当時の自分の心に深く刺さり、今でも聴くたびに当時の空気感を思い出させてくれます。
アルフィー高見沢俊彦作詞という魔法
この曲の特筆すべき点は、作詞にTHE ALFEEの高見沢俊彦さんが参加していること。小室さんプロデュースでありながら、高見沢さんならではの物語性のある歌詞が、明菜さんの持つ独自の世界観をさらに引き立てています。
当時、お小遣いを握りしめて買った8cmシングルCD。自分は同じく小室ファミリーの華原朋美さんの『I’m proud』とこの曲を同時購入した記憶があるのですが、大人になった今改めて聴き返すと、明菜さんの歌声が持つ説得力に改めて心を奪われます。歌入りとカラオケバージョンを聴き比べると、いかにこの楽曲が彼女の声のために計算され尽くしているかがよく分かります。
今の時代にも届く、色褪せない名曲の魅力
当時の自分は、親友や「マブダチ」という言葉に憧れながらも、それを素直に口に出せないもどかしさを抱えていました。夜空を見上げては、誰かに自分の切ない心に気づいてほしいと願っていたあの頃。この曲の「負けたくない 夜空見上げて」というメッセージは、等身大の自分そのものでした。
今の時代に生きる皆さんも、サブスクで飛ばさず、ぜひイントロの心地よさからじっくりと聴いてみてください。ジャケット写真のスタイリッシュさも含め、今聴いても全く色褪せない、時代を超えた輝きがあるはずです。
雄介からのメッセージ: 今回も最後まで付き合ってくれて、本当にありがとう!当時の記憶を辿りながら、自分自身もすごく熱くなってしまいました。この動画で、皆さんの心に当時の熱量が少しでも届いていたら嬉しいです。今回の87の数字が隠された衣装、気づいてくれたかな?これからもこんな風に、大好きな90年代音楽の魅力を全力で伝えていくので、また次の動画でも会おうね!

